ホストさんが民泊物件を確保した後にすることは、部屋づくりでしょうか。
Webサイト上で自分の部屋を魅力的に見せるには、
インテリアと、写真撮影がキモになってくるでしょう。
また、インテリアについてゲストからクレームがつくこともあるといいます。
そこで、民泊向け物件のインテリアコーディネート代行業者として経験豊富で、
当協会の民泊セミナーでもスピーカーとして登壇されている、
株式会社 TIMELESS STYLE 兼子 悠さんに
インテリアコーディネート代行についてお伺いしてきました。
この記事は第3回目です。前の記事はこちら(第1回)(第2回)
■はじめの一歩は、「コンセプト」作り
–実際に、インテリアコーディネーターさんに依頼すると、
どのように事が進んでいくのでしょうか?
最初は部屋のコンセプトを決めるところから始まります。
まずは、ホストさんと一緒に実際の物件を見に行って、
どんな感じにしたいのか?を決めていきます。
最近のホストさんは、かなり研究した上で相談にいらっしゃる方が多くて、
コンセプトが割と具体的になっている方が多いように感じますが、
ざっくりとしたワード、例えば明るい感じ、モダンな感じ、
などから始めることもできます。
こちらから選択肢をご提案することもできますので、
どう表現していいかわからない場合でも、ご心配は無用です。
また、場合によっては、想定するゲストをペルソナ(※)まで落としこむこともあります。
※ペルソナ 架空のユーザ(顧客)像。氏名、年齢、性別、家族構成、などの定量的データの他に、
身体的特徴、価値観、趣味嗜好、消費行動や情報収集行動などの定性的データも設定する。
ペルソナを作っておくと、部屋の紹介文を書く時にも使えるので、便利ですよ。
以前は、万人受けするような、
とにかくキレイでホテルライクなインテリアを作っておけばよかったのですが、
競争が激しくなっている東京23区などでは、コンセプトを明確に打ち出し、
ある程度尖った特徴がないとゲストの目にとまらなくなっているのが現状ですので、
コンセプト設定はかなり重要なプロセスです。
ただ、ホストさんがお持ちのストーリーから、
あまりかけ離れたコンセプトにしてしまうと、
ゲストとのコミュニケーションの際に違和感が出てしまいますから、
このあたりのバランスも大事です。
もちろん、プロに相談するだけではなくて、
先輩ホストさんに相談するのもいいかもしれません。
他にも、最近ではホストコミュニティーもありますから、
そういうところで情報を収集してみてもいいかもしれませんね。
コンセプトが決まったら、お互いのイメージをすり合わせるために
弊社でドキュメントを作成し、ホストさんに確認していただいています。
–できてみたらイメージと違っていた、では困りますものね。
完成までの期間はどのくらいを見ておけばよいでしょうか?
最初にご依頼があってから1週間位で弊社からご提案で、
ホストさんからOKをいただいてからは、完成まで早くて2週間位ですから、
最短で3週間位、繁忙期だともう少しかかるかもしれません。
一通りの物品を確保するのにどうしても2週間位かかってしまいますので、
最短3週間はどうしても必要になります。
–1ヶ月かからないこともあるんですね!
はい、経験を積んでいるからこそ早い判断ができるため、
短期間でクオリティの高いものを提供できていると思います。
–最後に、今後の展望等についてお聞かせいただけますか(続く)
当協会では、インテリアコーディネートはもちろん、民泊ホストをサポートする
民泊代行業者を、地域やご依頼内容等に合わせてご紹介しております。
(日本全国に対応しています)
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