日本滞在中にAirbnbを使って宿泊した外国人は2015年に130万人を突破。
Airbnbの日本での事業が好調です。
2020年までに、訪日外国人は現在の2倍に当たる4000万人に増えるという日本政府の見通しもあり、国内で登録されている部屋数は3万5000件を超えています。(2016年7月現在)
民泊は急増する宿泊需要を受け入れるために有効であり、また、増え続ける空き家問題を解決する一助としても注目されています。そして、ホストが収入を得られることも見逃せません。最近では定年退職後に民泊運営をはじめるシニア層が増えていて、Airbnbに登録されているホストのうち60歳以上が10%を超えています。
民泊運営をすることにより、ゲストとの交流を通じて社会とつながることができる、そしてAirbnbホストとして得られる宿泊料金は、年金以外の貴重な収入源にもなります。
ただ、シニア層が民泊運営をはじめる上で心配になるのが、英語力。そしてAirbnbなどの登録内容として必須な写真撮影や、サイト運営ノウハウです。
そこで、参考になりそうな実際に群馬県で民泊運営をしているシニア層についての記事を見つけました。
●【新企画!Airbnbで群馬のおもしろ物件泊まってみたら最高だった】
●【Airbnbホストたかちゃんから読む民泊の本質】
・英語が全く話せない
・写真もいまいち
・定年退職後の民泊運営スタート
という、ホストの「たかちゃん」。シニア層が民泊運営をする上で不安を感じる要素すべて持ち合わせているのです。
なのに、スーパーホストになっています。
※参照:【Airbnbサイト】スーパーホストとは何ですか?
スーパーホストとは、ゲストに最高の体験を提供し、全ホストに模範を示す経験豊富なホストに与えられる称号です。
スーパーホストのステータス獲得の条件をクリアすると、その人のリスティングとプロフィールには認定バッジが自動的に表示され、誰でもひと目で見分けがつくようになります。
さらに、70歳を超えてから民泊運営をはじめたという方の記事もみつけました。
●【日経ビジネス:airbnb最優良ホスト三木春子さんのインタビュー】
世界中を旅してきた三木さんは、「70歳を超えてから、今度は来日する外国人の方に恩返ししたい」思いから民泊運営をはじめたということですが、会話は簡単な英単語を並べてあとはジェスチャーだけ。
それでもおおよその会話は通じるようで、キッチンで一緒にご飯を作ったり、天気の良い日は観光スポットを一緒にまわるなど、お金を得られる以上に、ゲストの滞在そのものを楽しんでいるそうです。
不安要素であった、英語力やサイト運営ノウハウは、もてなす心と民泊を楽しもうという気持ちで賄える部分が多くあるのかもしれませんね。
また、総務省統計局の発表によると、平成27年9月の時点で日本国内の65歳以上の高齢者人口は3384万人。総人口に占める割合は26.7%です。主要国の中で高齢者の総人口に占める割合は最も高く、今後とも高い水準で推移すると推計されています。
参照:【総務省統計局:1.高齢者の人口】
統計からみても、シニア層に民泊が流行りつつあるというこの現象、今後さらに増えていくのではないでしょうか。
シェアリングエコノミー普及協会ではあらゆる世代の民泊運営をはじめるまでのご相談にも対応しております。
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