民泊を運用していく上で煩わしい問題の一つはカギの受け渡しです。
アメリカでは、モノのインターネット化、いわゆるIoTが進化しており、
「スマートロック」がひとつの潮流になっているようです。
ちなみに「スマートロック」とは、スマートフォンで開け閉めできるカギのことです。
今回はアメリカのAirbnbで流行しているスマートロック
「August Smart Lock」を一つの事例としてご紹介したいと思います。
まずは、「August Smart Lock」とはどんな商品かを見てみましょう。
ソニー製品のデザインなどを手がけたデザイナーのイヴ・ベアールと起業家のジェイソン・ジョンソンが立ち上げたAugust社のスマートロック。その洗練されたデザインが目を引きます。スマホとBluetoothでペアリングさせることにより、鍵の解錠・施錠や第三者への鍵のシェアができます。アプリ上には、シェアしたユーザーの出入り時間が記録されるので安心。ゲストブック機能もあり、メッセージや写真を残すことも可能。また発売予定のAugust Connectを使うと、遠隔操作で鍵の開閉状態の確認やゲストのために解錠・施錠をすることができます。
(引用:スマホで開け閉め!? 未来の鍵「スマートロック」9選)
これまで、鍵の引き渡し方法で困っていたホストのかたも多かったでしょうが、
スマートロックを使えばスムーズに鍵をシェアすることができます。
そのうえ、スマートフォン上でゲストのチェックインの時間まで把握できるので
とても便利な存在ですよね。
さらに、たまに聞くトラブルとして、
鍵の隠し場所を知っているゲストがチェックアウト後に再度部屋に侵入する、
といったことがありますが、そういったことも防げます。
ここで実際に「August Smart Lock」の装置を見てみましょう。
手のひらサイズで、iPhoneに似たような洗練されているデザインです。
実際にドアに取り付けてもさほど違和感がありません。
(違和感があるドアもあるかもしれませんが……)
(引用:LearnAirbnbより)
まずはスマートロックをドアに取り付ける必要があるのですが、
下写真を見ると、困難に見えるかもしれません。
しかし、取り付け方法を紹介したビデオが付いているようなので
意外とスムーズに設置できるようです。
(引用元:LearnAirbnbより)
そして、この「August Smart Lock」の一つの特徴は、
Airbnbと直接連携がとれていることです。
たとえば、ゲストがAirbnbで予約をしたときに
その宿泊期間だけスマートロックのキーを渡すということが
可能になります。
また、電子キーなので物理的に鍵の交換をする必要もありません。
したがって、コストをおさえることもできます。
このようなスマートロックを利用することの最大のメリットは、
「面白い宿泊体験ができる」ということではないでしょうか。
まだ日本ではこのようなスマートロックを利用している物件は少ないので、
新しいモノ好きの外国人ゲストにとって
日本で最先端の技術にふれることは貴重な経験となることでしょう。
それにしても、2015年にスマートロックの簡単な紹介をした時には、
ここまでさまざまなスマートロックが普及するとは思ってもみませんでした(汗)
引き続き、当サイトでは民泊に活用できる
面白いテクノロジー等についてもご紹介できればと考えています。
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