この企画は、実際にairbnb(エアービーアンドビー)を実施されている方にお話を伺って、実際のところ、ぶっちゃけどうなのか?(笑)を知るというものです。
今回は、2部屋のホストであるH様にインタビューをしてきました。
■はじめたきっかけは、airbnbに詳しい知人との出会い
Q. どうしてairbnbをはじめられたのですか?
A. 自分が経営している店でのイベント打ち合わせの際に
airbnbに詳しい方を友人が連れてきていて、
そこで話を聞いたのが興味を持ったきっかけです。
その後、airbnbに詳しい別の方との出会いもあり、その方を通じて、
airbnb物件に強い不動産業者を紹介してもらいました。
こちらの業者の方からお部屋を斡旋していただいて、
2015年の5月から神楽坂でairbnbをはじめました。
また、同じ時期に友人と共同で、新宿駅の近くでも開始しました。
■初期費用は30~50万円程度
Q. 初期費用はどのくらいかかりましたか?
A. 神楽坂の物件は約30万円です。
新宿の方は約50万円くらいでした。
家具はアマゾンがメインで、アマゾンにないものをニトリやイケアでそろえました。
家電は小さな冷蔵庫のみで、テレビは置いていません。
また、和風というコンセプトにしたかったので、
ベッドではなくて、布団にしました。
■最初は予約が入らなかった
Q. はじめられた当初から利益は出ましたか?
A. そんなことはなくて、最初は全く予約が入りませんでした。
周辺の相場よりも若干高めの強気の価格設定で、 実は、
そのエリアの人気物件と同じくらいの設定にしていました。
これではいけないと思って、5月下旬から一泊3,000円に大幅値下げをしました。
3,000円としたのは、このエリアだと、一泊3,000円クラスでライバルとなる お部屋は
間借り物件しかなかったからです。
旅先で同じ価格で間借りと個室があったら、個室に泊まりたくなりませんか(笑)。
すると、閲覧数がそれまで月10件ペースだったのが、1日20件ペースに急増して、
すぐにゲストからの予約が入りました。
■はじめてのお客さん対応
Q. 最初のお客さんはどのように対応されたんですか?
A. 最初のお客さんはイタリア人の女性2名でした。
私もたまたま時間に余裕があったので、自分で駅まで迎えに行きました。
ただ、「家の近くにおススメのお店はないのか?」などと
ゲストに聞かれたのですが、
そもそも、私は物件の近所に住んでいないのと、英会話が出来ないので、
うまく伝えられずに結構大変でした。
対策として、写真つきの飲食店等が記載された地図を置いておくことを
検討しています。
長くなったので、以下次回に続きます。
今回のまとめです。
■airbnbをはじめる際には、詳しい人にアドバイスをもらう。
■家具はアマゾンやイケア、ニトリなどの廉価品でも問題ない。
■最初は相場よりも安く価格設定をする(個室でも間借り物件と同等レベルくらいに)。
■お部屋の付近の飲食店などの情報を収集しておく。
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