前回、「あなたが3ヶ月でスーパーホストになるべき3つの理由」(前編)では2つの理由を述べました。簡単に復習しておきましょう。まずは「宿泊実績」は3ヶ月あれば簡単にクリアできるということ。さらに、「コミットメント率」と「返答率」は、ミスは許されないので短期間で勝負をつけるべきだ、ということです。
今回は前回の続きになります。
(2‘)「コミットメント率」と「返答率」はほぼクリアできる!
前回の補足になりますが、「コミットメント率」と「返答率」は比較的容易に達成できます。
具体的に一つずつみてみましょう。
「コミットメント率」というのは、「いったんゲストのリクエストが完遂されるとホスト側からキャンセルしない」ということです。100%のコミットメント率ということは、こちらの都合で絶対にキャンセルしてはいけないということを意味します。これは一見簡単そうですが、「100%」なので、絶対にミスは出来ません。ちなみに筆者で集計した実績結果を確認すると24名中1名だけがこの条件をクリアできませんでした。
また、「返答率90%」というのは、遅延なくゲストの問い合わせやリクエストに返答するという意味ですが、よほどのことがない限りミスすることはありません。実際に実績結果を見てみると、24名中全員がクリアしていました。
この2つの項目はそれほどハードルは高くありません。
しかし、問題は次の項目なのです。
(3)「5つ星レビュー率」はレビュー数が多いほど不利になる。
一番やっかいなのは「5つ星レビュー率80%」です。この記事にも書きましたが、レビューは相手があることなのでこちらの努力だけで5つ星を獲得することはむずかしいのです。また、物件を長く運営しているほどレビュー数がたまりますので、対策が遅れれば遅れるほど5つ星レビュー率を回復させることは困難になります。
そもそも5つ星レビュー率は「5つ星の数/全レビュー数」なので、母数である全レビューが多ければ、5つ星を獲得したときのインパクトはどんどん小さくなるのです。たとえば、全レビュー数が「9」で5つ星が「7」であるとき、あと1つの5つ星を獲得すれば、5つ星レビュー率80%を達成できます。
しかし、対策を練るのが遅れるとどうなるでしょう。全レビュー数が「10」で5つ星が「7」のままであると、80%のバーをクリアするにはなんとあと5つもの5つ星レビューが必要となるのです。(12(5つ星レビュー)/15(全レビュー数)=80%)
これは単純な数学の問題ですが、たった1つ対策をとるタイミングが遅れるだけでリカバーするのに5倍もの労力を要するようになるのです。要するに、5つ星レビューの対策は出来るだけ早く打たなければならないということです。遅れれば遅れるだけ、たくさん5つ星のレビューを獲得せねばならず、どんどん不利になるからです。
(まとめ)
(1)〜(3)を踏まえると、宿泊実績をクリアした上で、最短距離でスーパーホストを目指すことが最適だと判断できます。その目安はだいたい3ヶ月あたりでしょう。
さあ、これを読んだあなたも早速スーパーホスト対策を練り直してみませんか?
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