airbnb トラブル事例 その1
家屋に出る害虫といえば、ゴキブリやダニ、ノミなどがありますが、海外ではBed bug(南京虫)と呼ばれる害虫もいます。
海外旅行をよくされている方はご存じかもしれませんが、このBed bugに刺されると、刺された箇所は腫れあがり、ひどいかゆみが数日間続くそうです。
日本では1975年以降、ほぼ報告されなくなっていますが、海外では現在でも被害が報告されており、2005年にはアメリカで大発生して問題になったそうです。そのため、場合によっては海外からのゲストの方がBed bugを持ちこんでしまう可能性もあります。
実際に、先日あるホストの部屋でこんなトラブルがあったそうです。
ヨーロッパからの女性二人組が10泊程度の滞在予定で宿泊していたところ、6日目に、部屋でBed bugに刺されたとの怒りのこもったクレームがあったそうです。これまで運営してきて、まったくそんなクレームはなかったので、ホストの方は疑問に思いながらも、彼女たちの外出中にスプレー型のダニ用殺虫剤を部屋で使用して消毒したそうです。消毒実施後は彼女たちからクレームはありませんでした。
また、彼女たちのチェックアウト後に部屋全体を燻蒸型の殺虫剤で消毒したところ、その後、そのようなクレームは全く発生していないとのことです。
もし、ゲストの方がBed bugを持ちこんで、部屋に住みついてしまったら大変ですよね。そのゲストの後に宿泊するゲストはBed bugの被害を受けることになるので、不快な体験をしたということで、ひどいレビューを書くかもしれません。場合によっては駆除のために予約をキャンセルせざるを得なくなることも考えられます。
ゲストの方が持ちこむ可能性が高いので、予防策をたてることは難しいですが、少なくとも、発生時の対策は知っておきましょう。
長くなりましたので、対策については次回にします。
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