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不動産屋だから感じる気になる民泊とは?

不動産屋だから感じる気になる民泊とは?

民泊物件を多く取り扱う、都内で不動産業を営むAさんに伺いました。

Q.最近気になる民泊運営に関する相談とは?

都心に所有している空家や空き部屋の対策として民泊運営のご相談にいらっしゃる方はもちろん多いのですが、最近気になるのは地方の空き物件についてのご相談ですね。
空家や空き部屋って、実は都心よりも地方のほうが深刻な問題なのです。
相続したはいいけれど、相続した本人は都心にいるままで、物件はほったらかし。更地にしてしまうと税金が高くなるなどもあって、物件ごと放置状態、という状況は本当に良くあります。
それから、地方の空き旅館で民泊、というのも不動産屋目線としてとても気になります。


Q.地方の空き旅館で民泊、とは?

 地方は空家や空室だけではなく、経営不振で閉館したままの空き旅館も実は多いのです。
・閉館こそしてはいないけれど、後継ぎがいない。
・旅館運営は重労働なのに高齢化が進み、若い働き手もいない。
・女将が体力的に働けなくなってしまったら旅館は放置状態。
そんな状況の旅館もかなりあるのです。そこで私たちは民泊として旅館物件の再生をご提案しています。

Q.民泊で地方旅館の再生ができるのですか?

かなり有効に活用できると思います。
人が流れてくれば経済も確実に活性化されますし、仕事も雇用も増えるはずです。物件をほったらかしにしているだけなら、民泊をお勧めします。自分で所有しているのですから、所有者の許可を得る必要もないですし、軽いリノベーションで充分取り組み可能だと思います。
地方経済の活性化にもつながるこの取り組みはこれから増えてくるのではないでしょうか。

Q.地方の魅力って何ですか?

地方って何にもない、って思われがちですが、実はすごい貴重な資源がたくさんあるんですよ。
有名な観光地があるだけが資源ではありません。
特に地方に住んでいる人にとってはそれが価値のあることだとは気付かないのですが、古い建物だとその建築様式だったりその土地特有の凝った材質が使われていたりがよくあるんです。
興味ある人にとってはとても魅力があるわけです。


Q.地方にあるホテルや旅館と競合してしまいませんか?

それはあると思います。
でも、これから民泊という形は日本にもしっかり根付いていくでしょうし、法整備も進んできています。競合ではなく共存していけたらいいと思います。

Q.地方の空き旅館を民泊に切り替えたら儲かる?

その捉え方はちょっと違くて、「民泊」というのを集客のためのひとつのツールをして追加したらいいと思うんです。儲かるから民泊にしてしまおう、というのはおすすめしません。


Q.地方で民泊、問題点は?

民泊の基本は訪日外国人です。なので、英語の対応などができる人材確保は問題というか、課題だと思います。
でもその分雇用は増えるので、地方を活性化させる起爆剤になるのではないでしょうか。

Aさん、貴重なお話をありがとうございました!
Aさんは地方の民泊の可能性について、色々とお話をしてくださいました。そして、話の中で、旅館の民泊サイトへの登録といった内容がありましたが、実際に民泊サイトに登録した旅館が年間1~2組しか宿泊がなかったのが、airbnbに登録したところ、大きく稼働率を上昇させた、という事例もあります。

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