日本でも東京五輪に向けて宿泊施設不足が叫ばれていますが、
イベント時の宿泊施設不足はどこの国も同じようです。
今回ご紹介するのは、アメリカのフィラデルフィアで、
今年の9月にローマ法王が訪れるため、訪問者対策として、
急遽airbnb(エアービーアンドビー)を合法化したというニュースです。
http://news.ameba.jp/20150706-379/
世界中で人気急上昇中の宿泊提供サービスのairbnbですが、
国や、州、街などによっては違法扱いとなっていることもあるそうです。
その理由は、短期間とはいえ、自分の家を宿泊客に貸し出すため、
宿泊施設としての要件を満たしていることが必要だからとのことです。
そのため、アメリカでも、airbnbが許可されているのは、
サンフランシスコやポートランドなどの限られた都市だけとなっています。
そんな中で、フィラデルフィアは、今年9月のローマ法王訪問に向けて、
観光客の急増が見込まれるため、急遽、airbnbを許可したそうです。
なんでも、ローマ法王が訪れるイベントの参加予定者だけで15,000人。
フィラデルフィアの宿泊施設のキャパシティは11,000室なので、
その期間はどこの宿泊施設も予約で一杯とのことです。
さらに、このローマ法王の滞在期間中にローマ法王に謁見を求める人々が
世界中から推定150万人は訪れると試算されています。
どう考えても部屋が足りませんよね。
出典 https://twitter.com/hakkakubeya/status/494345149925711872/photo/1
そこで、街は一般の方の家も宿泊施設として使用できるように
airbnbの認可に踏み切ったと言うわけです。
もちろん、合法化されるということで、
通常の宿泊施設と同様の課税があったり、
貸出期間の設定など色々と細かい規制があるようです。
日本でも、近隣で大きなイベントがあるとき限定で、
自宅をairbnb向けに貸し出すのもいいかもしれませんね。
色々な方と交流もできますし。
また、東京五輪では世界各国から、
のべで1000万人程度の観光客が見込まれているそうです。
そのために、いまからairbnbをはじめて、
あらかじめ経験を積んでおくのもいいかもしれません。
関連記事はこちら
コメントはコチラ