Airbnbのはじめかた

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リオ五輪でブラジルのAirbnbホスト収益2500万ドル!経済効果7600万ドル!

リオ五輪でブラジルのAirbnbホスト収益2500万ドル!経済効果7600万ドル!2016年リオ五輪の代替宿泊施設公式プロバイダーに選ばれたAirbnb(エアビーアンドビー)は、

リオ五輪会期中、リオデジャネイロ市内において
7,600万ドル規模の経済活動が見込まれる

と発表しました。

7,600万ドル!!

この数字がリオデジャネイロにとってどれほど大きい金額かというと、ブラジルは今自国通貨であるレアル安から通貨危機になることを恐れるために、高金利を保っていて経済状況は不景気のまっただなかです。
2015年1年間にリオで生み出された経済活動は1億6,000万ドルなので、その約半分をリオ五輪会期中に生み出してしまっている!ということになります。

さらに、

その7,600万ドルのうち、
ホスティングによる収益が約2,500万ドル

を占めているそうなので、ブラジル国内の不況に直面している地元の人々にとって、Airbnbホスティングは重要な景気回復要因の1つになっていると言えます。

また、リオデジャネイロ市コパカバナで開催された「Airbnb Community Overview(Airbnbコミュニティの概要)」ローンチイベントの席で、Airbnb(エアビーアンドビー)の共同創設者兼CPOのジョー・ゲビア(Joe Gebbia)も次のようにコメントしました。

6万6,000人のゲストが五輪を目的にブラジル入りしており、その数はさらに増え続けています。Airbnbトラベラーだけで、ブラジルの象徴であるマラカナンスタジアムを埋めつくす勢いです。また、地元の人々にとっても、旅行客をもてなし、民間の大使としての役割を果たしつつ、五輪による景気回復の一翼を担うことで、五輪に深く関わるチャンスがもたらされることになります。」


airbnb公式ブログ
CNNにも同内容が取り上げられていて、リオ五輪におけるAirbnb(エアビーアンドビー)によるシェアリングエコノミーの動きは、
・1泊あたりの平均宿泊料:165ドル(3人部屋の場合)
・1予約あたりの平均宿泊日数:6泊
・ホストの予想収入額(合計):2,500万ドル
・Airbnbゲストのリオ市内での1日あたりの平均支出額:136ドル
と公表されています。

そしてこの内容で6万6,000人を超えるゲストが宿泊しているそうなのです。
しかもまだ五輪会期中。8月21日まであります。
そして2016年9月7日から9月18日にはパラリンピックが開催されます。五輪によるAirbnb(エアビーアンドビー)の経済活動はまだまだ期待できそうです。

長期滞在となれば、ホテル住まいでは気疲れするので、airbnbなどのように民泊を活用して、自宅感覚でその街で暮らすように過ごしたい、というニーズや、ホテルは宿泊費が高いので、もっとコストを下げたい、というニーズは必ず出てきます。
このリオ五輪の事例からみるに、今後、五輪など長期間に渡る、あるいは大規模なイベントなどの際には民泊が宿泊施設の選択肢の一つとして大きな存在感を見せることになるでしょう。
実際に、現在、そのきざしが見えつつあります。以前取り上げましたが、アメリカのフィラデルフィアではローマ法王の訪問に伴い、エアビーアンドビーが解禁されるといったことや、福岡では嵐のコンサートに合わせて民泊を限定許可といったことがすでに実施されています。

参考記事
フィラデルフィアにてAirbnb(エアービーアンド―ビー)合法化、ローマ法王訪問のため
イベント限定民泊!?嵐とEXILEのコンサートは民泊OK!福岡市

と、なれば期待が膨らむのはもちろん2020年開催の東京五輪!
訪日外国人は4,000万人が見込まれています。その東京五輪に向けて、
よし!民泊をはじめよう!と思ったかたちょっと待ってくださいね。

当協会で以前掲載した記事【民泊で大事なことはすべてリオ五輪が教えてくれた。】にもありますが、オリンピックはあくまでも一過性の「収益機会」です。
オリンピックを民泊をはじめるきっかけとするのはもちろん賛成ですが、状況は日々変わります。どうすればオリンピック後も継続的に運営をすることができるのか、民泊運営は戦略的に考える必要があるのです。

でも、戦略的、と言ってもこれから民泊をはじめようとする人にとっては、難しく面倒なことが多すぎるのも事実です。
まずは民泊に最適な物件について、専門家の意見を聞いてみませんか。
不動産のプロが選んだ物件をご紹介いたします。

ご相談はお問合せフォームから、どうぞお気軽に。
東京五輪に向けて、そしてそのあとの運営まで長期の視点から民泊をご提案いたします。

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