Airbnbの醍醐味の一つは宿泊料金を自分で決定できることです。
しかし、この料金設定は初心者にとってはとても難しく、困ってしまう方も多いのではないでしょうか?
今回は、初心にもどってアメリカのメディアで参考になる記事があったので、それをもとに4つのポイントを挙げていきたいと思います。
- 安すぎる価格設定にしない。
一泊あたりの宿泊料金と稼働率(部屋が予約で埋まる率)とは反比例の関係にあります。つまり、料金が高いほど空室が多くなり、料金が安くなるほど空室は少なくなります。そして、満室になったり高い料金を設定したりすることが必ずしも高収益につながるというわけではないということです。ここで鉄則を一つ。
当然のことながら、どんなことがあってもあなたが設定する料金は絶対に家賃以上でなければなりません。もし料金が安すぎると感じたら、料金を5%から10%ほど挙げてみて、稼働率を観察してみてください。それで稼働率が変わらないようであれば、価格設定はうまくいっていますので、時期をみて値上げにチャレンジしてみましょう。
- オフシーズンこそ工夫してみる。
季節によって稼働率が大きくばらつくことがあります。アメリカのニューヨークでは2015年1月の占有率が50%であるのに対して、5月の占有率が76%であったと言われています。ホストからしてみれば、繁忙期には料金を上げて、閑散期には料金を下げたいところでしょう。しかし、宿泊料金を下げただけでは効果がうすいかもしれません。閑散期こそ工夫をする必要があるのです。例えば、リピーターのゲストにスペシャルオファーを出したり、無料の朝食をプレゼントしてみたりして、何か特別なしかけを用意するのもいいでしょう。
- ロケーションをより魅力的にアピールする。
もしあなたの物件が大いに需要があるのであれば、Airbnbの成功格言である“location,location,location,”をマスターしたことになります。
つまり、民泊の世界では物件の場所こそが一番の条件なのです。例えば、テーマパークや駅から近い物件はロケーションの良い物件としてみなされます。
しかし、もしあなたの物件が良いロケーションではない場合はどうすればいいでしょうか?とにかくどんなことでもいいので価値のある点をアピールするのです。
例えば、部屋が広いとか部屋数が多いとか庭があるとか。
長所になるようなことは何でもアピールしましょう。
- レビューをとにかくたくさんゲットしよう。
素晴らしいレビューはもちろん重要ですが、それ以上にレビューの数を大事にしましょう。ゲストがあなたの部屋に泊まれば泊まるほど、より多くの人があなたの部屋を見つけやすくなります。なぜなら、レビューの数が増えることによって、予約する人も多くなり、結果的にSEO効果が働くのです。
つまり、検索順位が上がる可能性が高くなります。したがって、宿泊してくれたゲストには是非ともレビューを書いてもらい、フィードバックをもらいましょう。
その際には、「ゲストにレビューをお願いするには」の記事も参考にしてくださいね。
(今回のまとめ)
- 料金設定は高すぎても安すぎてもいけない。
- オフシーズンは料金を下げるだけでなく特典をつけるなどして工夫する。
- 民泊はロケーションが命だが、それ以外の点も最大限アピールする。
- レビューはなるべくたくさん獲得しよう。
参考記事:4 Don’t for Airbnb occupancy Rates.(Machvisitor)
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