Airbnbのはじめかた

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今、シニア層に民泊が流行っているワケ

今、シニア層に民泊が流行っているワケ
総務省統計局の人口推計(平成28年6月報)によると、現在、日本国内に65歳以上の人口が占める割合は26.8%で、4人に1人は65歳以上です。

そして2025年には30%2060年には40%に増えると予想もされています(内閣府平成25年版高齢社会白書)。
日本は主要国の中で高齢者の総人口に占める割合が最も高く、今後とも高い水準で推移していくと思われます。

今、そのシニア達に民泊運営をはじめる人が増えています!

現在、Airbnb(エアビーアンドビー)に登録されている国内のシニア・ホスト(60歳以上)の数は約900人で、他世代を上回る前年比235%増になっています。
参考:シニア層に民泊が流行ってる?!

団塊・シニアビジネス・高齢社会に詳しい村田アソシエイツ代表の村田裕之氏によると、

高齢者の三大不安は、「健康不安」「経済不安」「孤独不安」であり、民泊ホストをすることは、この三大不安を解消し、高齢者の生活を豊かにする

という見方ができるようです。

さらに村田氏は、

遊休資産を使うことで、年金以外の副収入が増え、経済的に余裕ができます。また、ホストとして海外からの観光客と交流することで、孤独の解消になり、健康増進につながります。加えて、時間に余裕のあるシニア層が来日する観光客に日本独自のおもてなしを提供することで、日本文化と日本人の美徳を伝えることができ、それを体験した観光客は、他の観光客にその感動を伝え、草の根で日本の好感度が広がります。さらに、空き家問題を抱える日本にとって、有効な解決策にも成り得えます。

と続けています。

たしかに、近年日本で問題視されている空家対策の制度も充実してきているので、遊休資産を持つシニアにとっては民泊をはじめるハードルはかなり下がっていると言えます。また、貸家は空き家より土地などの資産評価額が下がるので、物件を子供や孫に譲る際の相続税の節税対策にもなります。
参考:空家の実家を民泊に!! 一気に高利回り物件に!?

そしてもちろん、民泊運営をすれば収入にもつながります。年金以外の副収入が見込めるということは経済的にも精神的にも余裕ができるはずです。

さらに、人との交流は心と体に適度な緊張感を保つことができ、健康にもつながります。英語が話せなくても、代行業者や専門家のアドバイスを上手に取り入れたり、身振り手振りや筆談などでも心は通じるものです。ゲストとの会話で孤独感も解消されることでしょう。

シニア層が民泊運営に乗り出したのはある意味必然かもしれませんね

でも、いくらシニアにとっての不安を取り除く条件がそろっていたとしても、ゲストに喜ばれる民泊運営ができなければここまでシニア層が増えては来ていないはずです。

Airbnb Japan(エアビーアンドビージャパン)代表の田邉泰之氏は、

日本ならではの、そして地域ならではの慣習を熟知したシニア・ホストに参加いただくことによって、コミュティがより一層豊かになると考えます。

と述べています。

Airbnbが実施した日本を含む40カ国、計約38,000名のホストを対象とした調査では、日本のシニアホストの特性として、その70%が5つ星の最高評価を獲得していると発表されました
これは年代別の評価で第1位です。さらにスーパーホストの割合は17%!!(グローバル平均7%)

日本のシニア層はただ人数が増えているだけでなく、質の良い民泊運営をしているようです。

シニアだからこその経験と知識、そしてその地域ならではの慣習を熟知したおもてなしの心が、ゲストのニーズとうまくかみ合っているように思えます。
シニアこそ、民泊ホストに最適なのかもしれません。

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