Airbnbのはじめかた

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硬い方が、気持ちいい!? マットレスを制覇せよ!

前回の記事では、クレームになりにくい寝心地を実現する

「民泊Better 寝具の三カ条」

をご紹介させていただきました。

今回はその1つ、

「敷具(マットレス、敷布団など)に適度な硬さがある」

を作るマットレスについて取り上げます。
あなたのお部屋に合うBetterマットレスはどのようなタイプでしょうか?

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マットレスで押さえるべきポイントとは?

ベッドの上もしくは床に設置しますが、
和室で布団の場合などは使わないことも多いアイテムです。
マットレスは丸洗いできず、吸放湿性もないものがほとんど。

寝具はゲストの肌に直接触れるものですから、
洗えないマットレスに直接寝てもらうのは不衛生になります。

敷布団の上に高反発マットレスを置くというセッティング方法もありますが、
民泊においてはどんなタイプのマットレスでもベッドパッドやシーツを付け、
ゲストごとに交換する必要があります。

言い換えれば触り心地はその他のアイテムでカバーできるということですから、
マットレスを選ぶ際はコストの他にこの4つもチェックするようにしましょう。

・客層に合うタイプか?
・耐久性
・メンテナンスのしやすさ
・廃棄のしやすさ

それでは、メジャー素材のマットレス5種について解説していきたいと思います。

【コイル系マットレス】

金属製のスプリングが内蔵されているもので、
「ボンネルコイルマットレス」と「ポケットコイルマットレス」の2タイプがあります。

 △メリット

・通気性が良く、カビが生えにくい。
・熱がこもりにくい。

通気性がよいため、カビが生えにくいのと、
熱がこもりにくいため、夏でも快適に眠れます。

 ▲デメリット

・通気性が良い分、冬の冷たい空気も通してしまい、
 寒く感じる人も。

・吸放湿性は期待薄。

・重い。お手入れや廃棄が大変。

金属の占める割合が大きいため、吸放湿性は期待できませんし、
他の種類のマットレスよりも重くなるため、
お手入れや廃棄は少々手間になります。

マットレス自体に保温性や吸放湿性を求めるのではなく、
ベッドパッド等で補完するようにしましょう。

それでは以下、コイル系マットレスの詳細を見ていきましょう。

<ボンネルコイルマットレス>

スプリングが連結していて、面全体で体を支える構造になっています。

・価格  シングルサイズは1万円台~。

・耐久性  7年前後

・お手入れ
 通気性は良いが、
  シングルサイズで10~20㎏程度と比較的重い。

・寝心地
硬めで、布団に慣れている人や男性に好まれやすい。

★民泊的には?

コイルが一体化しているという構造上、横揺れしやすく、
一緒に寝ている人が寝返りを打つと振動がダイレクトに伝わってしまいます。
よって、シングルサイズのベッド向きのマットレスであると言えるでしょう。

 

<ポケットコイルマットレス>

スプリングが独立していて、1つ1つ不織布に包まれています。
点で体を支えるので、フィット感が高いタイプです。

・価格  2万円台~

・耐久性
7年前後と言われていますが、
重量がかかりやすい箇所のコイルからヘタってしまいます。
そのため、ボンネルコイルより耐久性は低い傾向にあるようです。

・お手入れ
ボンネルコイルと比べると、構造上通気性が低く重くなりがち。
シングルサイズで30㎏ほどの商品も。

・寝心地
どちらかというと柔らかめ。女性に好まれる傾向がある。

 ★民泊的には?

ボンネルコイルマットレスに比べ、構造的に横揺れしにくい特性を持っています。
以前の記事でトラブル回避の一手段としておススメした、
ダブルサイズのベッドにはとても適しています

 

【ウレタン系マットレス】

ウレタン樹脂を発泡させた素材でできています。
昨今流行りの「高反発」や「低反発」もこのカテゴリに入ります。

 △メリット

・様々なサイズと厚さがあり、ラインナップが豊富。

・シングルサイズでは10㎏以下の商品も多く、
金属系マットレスに比べて薄く軽いため扱いやすい。

・折り畳みできる商品もあり、収納しやすい。

・断熱性がある。

 ▲デメリット

・低い通気性。
密度が高いため、通気性はよくありません。
床に直置きすると、カビの温床となる。

・吸放湿性はほとんどなし。
通気性と同じく、密度が高いことと、
素材の特性上、吸放湿性はほとんどありません。

・熱に弱い。

・熱がこもりやすい
断熱性があるがゆえに夏は熱がこもりやすく、
蒸し暑い日本の気候には不向き。

※これらの他にも、
ウレタン独特の磯臭いような臭いが強い商品もあり、
ひどいものでは数か月にわたり匂いが消えなかったというケースも。
購入の際にはきちんと確認しておくことが必要です。

「ベッドが臭い」などとレビューに書かれている部屋には
誰も泊まりたくありませんよね。

それでは、以下、
ウレタン系マットレスの各種類について見ていきましょう。

 

<高反発マットレス(ノーマルタイプ)>

マットレスにかかった重圧を押し返す、高い反発力を持つタイプ。
一般的には反発力が100ニュートン以上の商品を「高反発」としているようです。

・価格  シングルは1万円台~

・耐久性 5~7年が目安
厚さや商品によってかなりバラつきがあるが、目安は5~7年。
弾力性が高いのでヘタりにくいという特性がある。

・お手入れ 定期的に陰干しが必要
低反発タイプに比べると軽くて通気性も良いが、
定期的に陰干しする必要がある。
なおウレタンが変質してしまうので、直射日光は厳禁。

・寝心地  
硬めで、寝返りしやすい。

 

<高反発マットレス(繊維構造系)>

やはり高い反発力を持つタイプですが、
メーカー独自の立体構造によって通気性を確保したものです。

従って、ノーマルタイプよりは熱や湿気がこもりにくいという特徴があるほか、
マットレスでは唯一丸洗い可能な商品も出ているタイプです。

・価格 シングルは3万円程度~

・耐久性  ノーマルタイプに比べて耐久性は若干劣る。

・お手入れ  ノーマルタイプと同じ(直射日光厳禁・陰干し)

・寝心地  硬めで寝返りしやすい。
ノーマルタイプよりは柔らかめ。

 

★高反発系マットレス、民泊的には?

腰や背骨に負担が少なく寝覚めが良いということで、
近年人気が上昇しているタイプです。
金属系に比べて薄いので、
低い家具を配置して広さを演出したい場合にとても適しています。

ただあまりに薄いタイプではヘタりやすく、
体重によっては床付き感が出てしまい、高反発の意味がありません。
厚さ8~10㎝くらいのものを選ぶようにすると良いようです。

<低反発マットレス>

高反発タイプの反対で、包み込むように体重を受け止めるタイプ。
元々はNASAによって開発された素材です。

・価格  シングルは1万円程度~

・耐久性  5年程度。
「低反発」の名が示す通り、圧力が加わるとゆっくり元に戻るという特徴がある。
そのため、高反発タイプに比べてヘタりやすい。

・お手入れ  高反発タイプと同じ(直射日光厳禁、陰干し)

・寝心地  柔らかい。
  柔らかく、しっとり包み込まれるような感触。
だが柔らかさゆえに寝返りはしにくい。

 

★民泊的には?

腰に優しいイメージのある低反発タイプですが、
その寝心地は人によってかなり好き嫌いが分かれるようです。
またゲストの体重が重い場合、
たやすく沈み込んでしまい床付き感が出てしまいます。
耐久性があまり高くないこともあり、
色々なゲストを受け入れる可能性がある民泊において
“無難”とは言い難い寝具です。

 

以上、メジャーな素材のマットレス5種について簡単にご紹介させていただきました。

あなたのお部屋に合いそうなものはありましたでしょうか。

あえてまとめると、民泊で使うなら、

・シングルベッドなら、ボンネルコイルマットレス

・ダブルベッドなら、ポケットコイルマットレス

がおススメです。

 

次回は「快適睡眠の肝」、敷掛具とリネン類を選ぶときのポイントを取り上げます。

 

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