airbnb 大阪 ~なにわのホストインタビュー
大阪のairbnbホストの方のインタビュー記事、その3です。
■メッセージのやり取りだけなら、airbnbに割くのは1日1.5時間程度
Q. (前回の設備の話を受けて) なるほど、キッチンですか。意外ですね。ちなみに、airbnbに費やしている時間は一日どれくらいですか?
A. 大体一日1.5時間くらいですね。清掃は知り合いの清掃業者に任せているので、英語での対応のみです。内容もほとんどルーチン化していますし。たとえば、チェックアウト時に送るメール、翌日チェックイン予定のゲストに夕方に送るメールなど、定型化しています。
■ゲストとのやり取りが楽しい
Q. かなり効率的に運営されておられるんですね。稼働率も高いようですし、スーパーホストにはなられているのですか?
A. 実はまだスーパーホストにはなっていません。現在はレビューが4.5くらいです。私の個人的な推定ですが、実際に会ってコミュニケーションする必要がスーパーホストの認定に必要なのではと考えています。※
また、返信の早さが評価に影響しますね。それから、良いレビューをもらうために、チェックアウト時にお礼と共にあなたに良いレビューを書きます、ということを伝えています。
※こちらは、代行業者に完全委託でスーパーホストになっている方もおられるので、直接会ってコミュニケーションを取ることがスーパーホストになる上で必須ではないというのが、当サイトの見解です。
Q. なるほど。そうなんですね。なかなかスーパーホストへの道は難しいものですね。先ほど、ゲストはアジア系がメイン(その1参照)、とおっしゃっておられましたが、対応には中国語も使われるのですか?
A. 英語で事足りています。メッセージが中国語で送られてくることもありますが、英語で返信をして十分意思疎通が出来ています。英語で返しても、その返信は相変わらず中国語だったりもしますが(笑)
Q. そうなんですね。基本的には英語を理解する層がairbnbを使用しているわけですね。たしかに、中国人向けには住百家など中国人同士でやり取りをできるサイトがありますから、中国語しかできない層はそちらに流れますよね。ちなみに、これまでのホスト歴の中で、インパクトのあったゲストはおられますか?
A. 自分の国の名物を持ってきてくれるゲストがいましたね。チェックアウト時に確認して、驚きました。後は、手紙を残してくれる方もいました。やはり、そのようなゲストがいると、こちらも嬉しいですね。
インタビューは以上となります。
Qさんとは梅田の古い居酒屋の座敷席でairbnbの話題について大いに盛り上がりました。こちらの質問にも包み隠さずご回答いただき、大変貴重な情報をいただくことができました。
Qさんのインタビューでも感じましたが、築古ながらも、稼働率が85%程度で安定していることや、民泊条例が大阪府だけでなく、大阪市でも可決の方向で動いている現状を鑑みると、大阪でのairbnbには大きなチャンスが眠っているのかもしれません。
当協会でも、現在、関西方面への展開を検討しております。また、関西でのセミナーやコンサルティング等を実施する場合には、速やかにメルマガないし、当サイトにてご連絡いたします。
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