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airbnbによる日本での経済効果2220億円の詳細

airbnb 経済効果 ~2220億円の詳細~

先日取り上げた記事でairbnbによって日本にもたらされる経済効果が2220億円という内容を紹介致しましたが、その具体的な内訳が改めて報じられていました。

airbnb 経済効果

それによると、2014年7月から2015年6月にかけての1年間でairbnbに登録されている日本の物件を利用した旅行者の数が52万5000人となり前年比で5.29倍という高い伸びになっている結果が出ました。また、日本におけるairbnbへの物件登録数は2万1000件を超え、この時点で前年比3.73倍の伸びになっています。そして、物件の登録数はまだまだ伸びているということです。このように、airbnbは日本で急速に成長を遂げています

なお、日本在住でairbnbのサービスを利用して宿泊した人の数は約9万6000人という結果も出ています。内訳は、日本から海外に旅行して海外の物件に滞在するケースが66%、国内旅行で国内の物件に滞在するケースが34%と分かれる結果になりました。airbnbを利用して宿泊先を見つける、ひいてはシェアリングエコノミーが日本においても浸透しつつある一面がみえたといえます。

これらの結果からairbnbは経済効果を2220億円と算出し、このうち日本に在住して宿泊先を提供するホストに収入として入る金額が88億円、airbnbのサービスを利用して日本に滞在した旅行者が日本国内で直接消費した金額が866億円であるとしています。また、2220億円の経済効果を別の側面から分析したところ、airbnbによる宿泊が行われた地域での生産や雇用といった直接効果が1007.5億円、新たな経済活動に伴う原材料の購入といった間接一次効果として651.5億円、個人消費の増加によって各産業に波及する間接二次効果として560.9億円という結果も挙げられています。

日本における直接効果の規模がニューヨーク市の9.15億ドル(1ドル122円80銭で換算し1123.6億円)とほぼ同等であることも併せて報じられています。ホスト一人一人への経済効果について月に10泊airbnb経由で宿泊を受け入れた場合、年間平均95万7000円の収入が得られるとしています。また、雇用に対する波及効果として2万1800人という結果も出ています。これは清掃などの代行サービスや経済活動の活性化による雇用の創出によるものと推定されます。

一方でairbnbのようなシェアリングエコノミーの経済活動では使われていない個人の資産や能力の活用という形を取ります。このため直接的な雇用よりも、関連する経済活動において雇用が増えることから雇用に対する効果は過大評価になっている可能性があるという意見もあります。

airbnbの利用における経済効果が個人レベルを含めて、今回明らかになったことでこれを一つの指針としてサービスの利用を目指すのもいいかもしれません。

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