2015年も、もう残すところ、1日となってしまいました。
6月に当サイトはオープンしましたが、この半年で、airbnbをはじめ、民泊に関して様々なことがありました。そういったことを振り返りつつ、2015年のアクセス数が多かった記事トップ10を紹介してまいります。
■10位
規制緩和に冷や水!?大阪府のairbnbに対する厳しい姿勢
国家戦略特区のひとつである、大阪府ですが、民泊条例の制定についての府議会答弁では、府の見解としては、「旅館業法の許認可を受けていない民泊は違法である」という姿勢が明らかとなりました。とはいえ、その後、民泊の取り締まりが厳格化した、という情報は現在のところ入っていません。民泊条例施行後にどのように府が動くかモニターしてまいります。
実際に物件を運営する上で重要になってくるのは、ハウスルールです。ゲストの方が快適にお部屋で過ごしてもらうため、また、トラブルを引き起こさないためにプロが使うコツがこの記事をはじめとするハウスルールシリーズにはつまっています。これからairbnbをはじめたい方も、現役のホストの方も、この年末年始に読み返してみるのもよいかもしれませんね。
大田区でこの12月に民泊条例が成立しましたが、都内のほかの区でも、民泊条例の制定に向けての動きがはじまっているようです。この記事では、港区、豊島区、中野区、新宿区、江東区などでも民泊条例制定に向けて動きがある、と述べていますが、その後の情報では、品川区、杉並区などでも民泊条例の制定に向けて動きがあるとのことです。2016年は23区で民泊条例制定ラッシュになるかもしれませんね。
airbnbをはじめとする、民泊と密接に関わっているのが、国家戦略特区です。この記事では、国家戦略特区についてまとめています。現在、この国家戦略特区外でも民泊の規制緩和にむけての動きが急ピッチで進んでいますが、その際にたたき台となるのが、国家戦略特区での要件となるでしょう。国家戦略特区でない地域での民泊を考えておられる方も、将来の法改正等を見こして、この記事を参考にされてみてはいかがでしょうか。
■6位
手数料がこんなに違う!airbnbのお金の受け取り方紹介
こちらの記事では、宿泊料の受け取り方によって、手数料が大きく異なることをまとめています。この記事を執筆中に、airbnbの送金システムが変更となっていたことが判明し、銀行振り込みが海外からの送金ではなく、国内銀行間の送金となり、入金までの所要時間や手数料が大幅に改善されたので、記事を書き直したのはいい思い出です(笑)
現在のairbnbのシステムでは、ゲストとホスト、双方のレビューが揃わないと自分のリスティングにレビューが表示されません。レビューが少ないリスティングはゲストからの評価が低いとみなされてしまい、お申込みもライバルに比べて少なくなってしまいがちです。つまり、ホストはゲストのレビューを書くことが必須なのです。この記事では、ゲストへのレビューを書く際に重要なポイントをまとめています。ほかにも、代行業者が使用しているレビューの例文、ゲストにレビューをお願いする方法などを紹介した記事もありますので、よかったら読んでみてください。
最近、大阪や京都など、関西圏の方からのアクセスが増えております。そういった流れを象徴するように、4位と10位に大阪関連の記事がランクインしています。こちらの記事にもありますように、大阪府では来春より、旅館業法の条件が緩和され、民泊が許認可制となりました。実際の運用がどのようになるのか、当サイトでもモニターしてまいります。
■3位
確定申告しないとこんなペナルティが!airbnbの収益と確定申告のお話1
年が明けるとあっという間に確定申告の季節です。airbnbの所得は確定申告不要、といった、まことしやかな噂が一部では流れているようですが、airbnbで得た所得の確定申告は原則、必須です。特に、会社員の方は脱税とみなされると、会社にまで税務署がくることもあるので、きちんと確定申告をするようにしましょう。
■2位
airbnbの収入は何所得? airbnbの収益と確定申告のお話2
2位も確定申告の記事です。こちらでは、確定申告をする際に、airbnbの収益はどの所得になるかについてまとめています。また、airbnbを開始するにあたって用意した、お部屋の礼金や家賃、家具家電類の費用など、何が経費として認められるかについてまとめた記事(①、②)もありますので、よかったら参考にしてみてください。
■1位
うちの物件が違法に!?民泊条例制定後を見据えたお部屋の立地の選び方
アクセスランキング1位は、大田区の民泊条例制定に伴い、にわかに脚光を浴びた、用途地域のお話です。大田区の民泊条例では、ホテルや旅館が営業可能な地域に限る、という内容がありますが、こちらに関連して、どんな地域なら民泊を開業してもよいのか、また、そのエリアのしらべ方についてまとめています。気になる物件がある方はこちらの記事で、その物件の立地が民泊経営可能かどうか、しらべてみてもいいかもしれませんね。
以上、2015年の記事アクセスランキングとなりました。
2016年は、今年以上により質の高い情報を発信してまいりたいと思いますので、皆様、引き続き、宜しくお願いいたします。
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