ホストとして民泊を運営しているといくつかの困難に直面するかもしれません。特にゲストから道に迷ったと連絡があったとき多くのホストは非常に困るようです。
- なぜ外国人ゲストは道に迷うのか?
外国人のゲストがはじめて日本を訪れて驚くことの一つに「Wifiの普及率」が挙げられます。多くの外国人は「日本は先進国なので、街中でもフリーのWifi につながるだろう」と思っているようです。しかし実際に日本を訪れてみると、Wifiスポットが意外に少ないことに気付きます。
そこで外国人ゲストは焦ります。多くのゲストは日本の最寄りの駅に着いてからオンラインで場所を確認しようとするからです。Wifi につなぎ地図をダウンロードして場所を確認する予定だったのに、ネットにつなげられないがために道に迷うという問題が発生する訳です。
- ゲストが道に迷わないための3つの対策
このトラブルの解決策として、事前もしくは事後にいくつか対策は考えられますが、今回は3つご紹介しておきましょう。
(1)部屋までの地図は事前にプリントアウトしたものを持ってきてもらうように推奨する。
これはかなり古典的な方法ですが、前もって地図を印刷してもらうと便利です。プリントアウトする手間ひまがかかりますが、物理的に地図を持っていると安心感が増しますし、人にも聞きやすくなりますね。筆者も旅に出るときは印刷してから持ち歩いています。
(2)道に迷わないように「ウェルカムガイド」を完備しておく。
以前掲載した記事、「現役ホストが教える、ウェルカムガイドを作成すべき4つの理由」で説明したように、airbnbではリスティング(お部屋)のウェルカムガイドを作成して、予約頂いたゲストの方にシェアするのが一般的です。「ウェルカムガイド」には、部屋の使用方法や器具の説明、エリア情報、Wifiの使い方などいろいろな情報が含まれています。
「ウェルカムガイド」の中でも特に「部屋までの経路」については必ず丁寧に書くようにしましょう。そうすれば、ゲストの方が迷う可能性も減り、トラブル予防につながります。
(3)それでも道に迷ったときはいったん駅に戻ってもらう。
それでもゲストが道に迷って助けを求められたら、いったん駅に戻ってもらいましょう。現在地が分からないところで道案内をすることは至難のわざです。駅までならなんとか戻れる可能性が高いですし、駅であればイチからガイドをすることができるので比較的簡単に説明することができます。
このトラブルについては特に、(2)のウェルカムガイドが大事になります。
先述の記事にも書きましたように、様々な情報をウェルカムガイドに載せることで、ゲストからの問い合わせを減らすことができ、問い合わせに答えやすくなります。そのため、ウェルカムガイドは一度作ったら終わりではなく、新しい問い合わせが来た都度、ブラッシュアップしておきましょう。
また、今後はGPSアプリが今よりも普及して改善されるかもしれませんが、この問題の困ったところは、電話連絡が来るということです。電話でゲストから道に迷っている旨を英語で伝えられると、ホストとしてもとっさに反応できないですよね。
前もって“Could you get back to the station? “などの英語も合わせておさえておくといいかもしれません。
☆☆
我々は代行業務を通じて、様々なトラブルに対応してきました。このノウハウを活用して、「ここに泊まって良かった」とゲストに思われるようなおもてなしをしてみませんか。
一緒に日本の民泊のレベルを上げていきましょう!
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