そろそろゴールデンウィークが待ち遠しくなってくる時期ですが、今年はゴールデンウィークの民泊利用者が急増する見通しです。
トラベルボイスが報じるところによると、Airbnbはこのほど、今年、2016年ゴールデンウィーク(4月29日~5月8日)の予約状況を発表したそうです。そのリリースによると、日本からのゲストの国別人気1位は「日本国内」で、なんと、前年比5.4倍もの大幅な伸びを記録しており、日本人の国内旅行での宿泊先の一つに民泊が認識されつつあることがわかります。次いでアメリカ(同1.9倍)、台湾(同2.9倍)となっています。
国別の人気ランキングトップ10は以下のとおりです。
ゴールデンウィークに人気の旅行先“国別”ランキング TOP10
※カッコ内は昨年との対比。日本からのゲスト数を昨年と比較したもの。
- 1位:日本(5.4倍)
- 2位:アメリカ(1.9倍)
- 3位:台湾(2.9倍)
- 4位:イタリア(3.0倍)
- 5位:スペイン(4.1倍)
- 6位:韓国(2.2倍)
- 7位:イギリス(3.8倍)
- 8位:インドネシア(3.9倍)
- 9位:フランス(1.5倍)
- 10位:フィリピン(2.6倍)
(トラベルボイスより引用)
欧米諸国以外にも、台湾や韓国、インドネシア、フィリピンなどアジアの諸国がランクインしていますね。さて、国はわかったとして、ホストにとって気になるのは地域別ランキングですよね。自分のリスティングがあるエリアが日本のゲストに人気なのかは知っておきたいところです。
地域別では、日本の「大阪」が前年比10倍の伸びで1位を獲得。2位は東京(同4.9倍)、3位京都(同4.0倍)と国内が上位にランクされたほか、海外では6位に「台湾・台北」(同3.5倍)、9位「韓国・ソウル」(2.5倍)、10位「インドネシア・バリ」(3.9倍)がランクインしています。
地域別の人気ランキングトップ10は以下のとおりです。
ゴールデンウィークに人気の旅行先“地域別”ランキング TOP10
※カッコ内は昨年との対比。日本からのゲスト数を昨年と比較したもの。
- 1位:日本・大阪(10倍)
- 2位:日本・東京(4.9倍)
- 3位:日本・京都(4.0倍)
- 4位:日本・沖縄(5.4倍)
- 5位:日本・福岡(6.1倍)
- 6位:台湾・台北(3.5倍)
- 7位:日本・鎌倉(4.5倍)
- 8位:日本・伊豆(4.2倍)
- 9位:韓国・ソウル(2.5倍)
- 10位:インドネシア・バリ(3.9倍)
(トラベルボイスより引用)
大阪は昨年の民泊利用者数の増加率でも世界1位の前年比70倍を記録するなど、非常にホットな場所として有名ですが、まだその傾向は続いているといえます。なお同社では、今年のGWにairbnbを利用して国内外に旅行をする人は昨年の3.5倍と予想しているそうです。今回の調査結果から、今後、民泊が一般化していくにつれ、さらに日本人ゲストの利用が増えていくことは想像にかたくありません。これからは、外国人観光客だけでなく、日本人ゲストの取り込みを視野に入れてもいいかもしれませんね。
当協会ではこういった日本人ゲストの取り込み方などの民泊運営上のコツなどについてもセミナーやコンサルティングサービスなどでお伝えしています。もし、ご興味ありましたら、こちらよりお問い合わせください。
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