Airbnbのはじめかた

Airbnbの運用・始め方・コツを徹底伝授!

民泊コンサルタントに取材してきました!

P1540418今までは民泊といえば「Airbnb(エアビーアンドビー)」というイメージが広く知られていたのですが、エクスペディアやカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の民泊参入のニュースが相次ぐ中、民泊を運営する上で集客のツールとして用いるサイトが多様化してきました。

民泊を運営する側のホストとしてはひとつのサイトからの集客に頼らず、複数のサイトからの集客が見込めるというのは稼働率をしっかり確保する上でかなり魅力的です。しかし、ここで注意しなければならない点があるらしいのです。
不動産業に精通しご本人も民泊運営をしているという「民泊コンサルタント」にお話を伺いました。

民泊コンサルタント(以下コンサル)
「複数のサイトに登録することはもちろん可能です。しかし大きなホテルであれば何号室と何号室、というふうに割り振ればいいわけですが、一部屋しかないものをいろんなサイトに登録すると予約がかぶってしまう可能性があるというのが一番のリスクです。
民泊は実際の宿泊決定までがすべて一発でポンと決まるわけではありません。サイトから問い合わせが来たら、そこからまずメールのやり取りが発生します。そしてそのほとんどが英語です。さらに、海外の方ということは、時差があります。日本では真夜中にあたる時間にメールが届くこともあるのですが、お問い合わせがあってから1時間以内には返信をしたほうがいいです。」

シェアリングエコノミー普及協会(以下シェ)
「返信を早くする必要があるのはなぜですか?」

コンサル
「理想は1時間以内の返信です。なぜかというと、例えば「Airbnb(エアビーアンドビー)」のサイトでは今までに泊まったゲスト(旅行者)からのレビュー(感想)とともにホストの返答率と返答時間というのも表示されているからです。このレビュー画面はとても重要で、ゲストはこのページを見て宿泊したいお部屋を探します。レビューの数と内容から吟味するわけです。「メールの返答が来ない(遅い)」等の表示は、ゲストから見れば当然信頼性に欠けます。もしも予約をだぶって取ってしまった場合、ゲストからのレビューがものすごく悪くなったりするのです。集客に直接響きます
そしてこれら作業の最中にも他のサイトからのお問合せが来れば応えなければならないし、予約がかぶってしまわないように、受け入れ可能日からは外しておかなければならない。24時間これらに対応する必要があるわけです。」

シェ
「かなり大変な作業に思えますね。」

コンサル
「なので、複数サイトに掲載しない現状の一般的な民泊運営でも、これらの作業は全て代行業者にお願いする場合がほとんどです。ただ、複数サイトを利用しようと思ったら、それにきちんと対応できる業者であるかを見極めることが重要です。
今後の民泊は都心ばかりではなく、地方へも広がっていくと思われます。農家にホームステイのように泊まったり。地方の活性化にもつながりますし。法が定まっていないから今は入って来にくい大企業も多いので、これからは参入してくる企業も増えるでしょう
新しい動きまだまだ続きます。
民泊をはじめようかと考えている人も民泊を運営中の人も、ぜひプロのアドバイスを参考にしてほしいと思います。はじめる前には物件探しや各種申請について、はじめる際にはリフォームやインテリアについて、運営が始まってからは集客や稼働率について。
いいパートナーとしてコンサルを利用してもらいたいです。」

民泊コンサルタントのT様、ご協力をありがとうございました!

当シェアリングエコノミー普及協会では、
専門家によるセミナーや個別コンサルティングを通じてあなたの民泊に関する疑問を解消いたします。

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