日本にはOTA(Online Travel Agent)と呼ばれる、
オンライン上で取引できる旅行会社が多数あります。
そのOTAの大手である、一休の代表・榊淳氏が
2016年6月5日に行われたオンライン旅行の国際会議
「WIT Japan 2016」にパネリストとして登壇しました。
民泊に参入するにあたっての独自の戦略についての質問に対して、
榊氏の回答は、高級に特化した民泊参入をしていくというものでした。
また新たな民泊のニーズを満たす可能性を示唆するものとして
注目を集めそうですね。
実は、一休はこの民泊参入の布石ともいえるビジネスを
1、2年前から展開しています。
「古民家再生による地域創生プロジェクト」と銘打って、
一般社団法人ノオトが提供するNIPPONIAと業務提携をしています。
このNIPPONIAでは、
旅館業法の営業許可をとった古民家を
宿泊施設として提供するサービスを実施しています。
宿泊者が快適に滞在できるようにリノベーションが施されており、
日本の文化や風情を満喫できるという
まさに古き良き日本を感じることを強みとした宿泊サービスです。
民泊としても利用することが可能です。
登録件数はまだ僅かではありますが、
城下町や酒造に滞在できるというのは、
日本の文化に興味をもつ外国人だけでなく、
私たち日本人にとっても魅力的な体験ですよね。
物件の利用は部屋ではなく、
一棟で借りることとなるため1泊5万円近くかかります。
古民家という特別な空間を自由に利用できるという価値を考えれば、
決して高くはないのかもしれません。
さて、WITにおける高級民泊の参入について榊氏は、
顧客の「非日常体験」のニーズを満たすものを
自社から提供していく意志を表明しました。
こちらでも同じく一棟貸しがベースとなっており、
ホテルや旅館とは異なる高級感やエキゾチックさを追求して、
顧客の期待に応える物件を集めていくようです。
NIPPONIAという、まさに現実世界から隔離された体験ができる
宿泊サービスと提携している時点で、
一休が今後提供していく「非日常民泊」は十分期待できることでしょう。
民泊は安さと気軽さが売りにした部屋がたくさんあり、
似たような条件では、
他と差別化を図ることが難しくなってきている
かもしれません。
ですので、このような高級路線、
一棟貸しというリッチな価値を感じられる物件も
ゲストの目を引く魅力的な物件になることは間違いないでしょう!
現に一棟貸しの民泊物件は最近、ゲストに人気ですし、
これを契機に、一棟ものの民泊を考えてみてもいいかもしれませんね。
【一棟貸し、古民家の民泊物件ご紹介します!】
一休も一棟貸しにて民泊参入を決めたとのことですが、
当協会でも一棟貸しの物件や古民家物件をご紹介することが可能です。
しかも、インテリアコーディネートや運営代行といった、
物件を決めてから立ち上げ、その後の運営にいたるまでの
一連のプロセスも当協会推奨の業者をご紹介いたしますので、
色々と業者探しに頭を悩ませる必要はありません。
あなたのご要望に応じて、物件ならびに代行業者をご紹介いたします。
ご興味がある方はセミナーや90分1万円の個別コンサルティングにお越しください。
お問い合わせはこちらよりお気軽にどうぞ。
コメントはコチラ