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ベテランホストが語る!生き残る民泊の条件は?

経験者が語る。生き残る民泊の条件は?現在エアビーのホスト登録数は30,000件を超えています。
登録数が300件程度だった2013年からホスト登録をしていて、現在も都内で民泊運営をしつつ民泊についてのセミナーも開催しているというベテラン民泊ホストMさんにお話を伺いました。

Q.民泊をはじめようと思ったきっかけは何ですか?

民泊というシステムがまだ全然確立されていない頃、友人が自宅で今でいう「民泊」のようなことをしていたのです。
その様子をみて、そして友人から話を聞いて、これは面白そうだ、と思ったのがきっかけです。

Q.「面白そう」とは?

まず、農村民泊や漁村民泊というのはもう何年も前からあるけれど、訪日外国人観光客に、日本の普通の家で、普通の日本人がしている生活を体験してもらったり、国際交流ができるのは純粋に面白そうだと思いました。
それから、不動産的な視点から見て、今後日本の人口が減っていくのは確実なので、空家が増えるのも確実です。
ということはこれから国のGDPも下がってしまいます。とすると国がどういう対策をしていくかを考えてみると、まず、移民を受け入れること。でもそれは日本人の感覚からしてたやすいことではないだろうから、そうすると訪日外国人観光客を増やしていくしかないだろうと思ったのです。
観光客が増えれば宿泊施設は必要だし、そこに今の空家問題の解決策もあるのではないかと。そして、これは、早めに取り組めれば周りより突き抜けられるにちがいない、と考えました。

Q.実際にはじめてみて、いかがですか?

はじめた当初は投資目的で民泊をしている人というのはほとんどいなくて、エアビー本来のコンセプトである体験を売ったり、国際交流を楽しむことを目的とした人が多かったですね。自分の家の一室で運営している人も珍しくありませんでした。
民泊運営をはじめても途中でやめてしまう人がたくさんいますが、やめずに続けられているのはこういったエアビー本来のコンセプトを大事にしている人達が多いような気がします。もちろん、物件の立地やその他条件の影響もあると思いますが。

Q.今後の「民泊」はどうなっていくと思いますか?

投資目的の民泊は減っていくのではないでしょうか。
投資というのは流行り廃りがあって、今は民泊が流行っている、と見ていいと思います。少額からできる投資というのが民泊初期の売りでもあったので、今は民泊として提供される物件の価格も上がってしまっているし初期コストも高騰しています。投資としての今後はなかなか難しいと思います。

Q.では、今後の生き残っていける「民泊」の条件は?

ゲストに喜んでもらおうという発想が必要だと思います。
そして、民泊施設同士の差別化ではなくて、ホテルとの差別化を考えることです。
ホテルは聞いたことには答えてくれますよね、だから民泊の場合は、聞かれなくても美味しいお店や面白いスポットを教えてあげると差別化につながるんです。おせっかいにならない程度にどんどん自分から積極的に発信することが大事です。それを喜んでくれたゲストはレビューに書いてくれるし、そのレビューに興味を持ってくれた人が次の新しいゲストに繋がります。

Mさん、ありがとうございました!

ベテランホストの話からすると、ただ単に、民泊をはじめれば誰でも儲かった時代は終わったように感じました。
これからは収益を上げるためには「おもてなし」の発想を持つということと、ホテルなどとの差別化を図る必要がありそうです。 逆に言えば、単に投資目的ではじめた層が、これからは淘汰されていく可能性が高いため、きちんと戦略を立てて運営すれば、「ゲストに選ばれる民泊」として、しっかりとした収益を上げることが可能だ、と考えられます。

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