最近のairbnbをはじめとする民泊では、こちらの記事にもありますように、

 ・収容人数が多い

・差別化が図られている

の2点のいずれか、あるいは両方を満たしていることが人気物件のキーワードとなっています。

ここで、収容人数を増やすには、当然、ベッドや布団などの寝具を追加することが必要になってきますよね。

実は、このベッドですが、選び方を間違えると、まったくゲストが来なくなってしまうのす・・・。
ベッドなどの寝具の観点からすると、一般に、ゲストの予約が入りやすいのは、

シングルベッド＞ダブルベッド(クイーンサイズ)＞布団

の順になります。

これは、ゲストの属性を考えればわかることで、
たとえば、収容定員が2名だとして、シングルベッド2つなら、
友人との二人旅やカップルの双方とも対応できますよね。

友人との旅行で、いくら仲が良くても、
ダブルベッドで二人仲良く寝るのはちょっと控えたいと思いませんか。
少なくとも、私はイヤです(笑)。

また、布団についてですが、
日本文化を体験したいので、布団を希望する、
というゲストもいるにはいますが、

基本的に、
海外からのゲストは布団に慣れていないため、
敬遠されることが多いようです。

もちろん、コンセプトが「和」であるならば、
布団であっても全く問題はありませんが、
普通のお部屋の場合、

ベッドをメインにして、布団はエクストラ扱い

にしておいた方が良いです。

では、シングルベッドなら何でもいいのかというと、
ここに意外な落とし穴があります。

それはソファーベッドです。
よく、部屋が狭いからと、普段はソファーとして使える
ソファーベッドを導入されるホストの方がいますが、
ゲストには不評です。

このソファーベッドは稼働率に驚くほど明確に影響を与えます。
とある同じマンション内の同じ間取りのリスティングで、
片方はシングルベッド2台、ダブルベッド1台、
もう一方はシングルベッド2台とソファーベッド2台という2部屋があったのですが、
2016年2月の稼働率は、以下の通りとなりました。

・ソファーベッドなし：29日中、19日稼働

・ソファーベッドあり：29日中、0日稼働

なぜ、これほどまでにソファーベッドが敬遠されるのかというと、

日本のソファーベッドは外国人にとっては小さすぎるものが多いのと、
ソファーからベッドに変形する操作が面倒、

といった理由があるからです。

なかには、

「ソファーベッドが変形できない」

とクレームを入れてくるゲストもいます。

そのため、やむを得ず、ソファーベッドを置かざるをえない場合には、
以下の2点に注意して選んでください。

■サイズはシングルなら、幅100cm以上、ダブルなら、幅140cm以上

■変形操作が簡単なもの

また、ハウスガイドには変形操作の方法をきちんと記載するようにしましょう。
そうしないと、場合によっては、ゲストから電話がかかってきて、
英語でベッドの変形方法を教えるはめにもなりかねません・・・。

そういった手間がかってしまうので、ベッドを設置するならば、
できれば、ソファーベッドではなく、
通常のベッドを導入することをお勧めいたします。

このような、意外に見落としがちな稼働率アップのためのノウハウも
当協会のホスト向けセミナーではお話しております。

サイトには書けないような情報もどんどん出てきますので、
リスティングの稼働率をもっと向上させたいと思うホストの方はぜひ、お越しください。

 

⇒セミナー予定はこちらをご確認ください。

 

また、当協会のご提供するインテリアコーディネートサービスならば、
こういったビギナーの方が陥りやすいミスを未然に防ぎ、
ゲストが泊まりたいと思うお部屋づくりを致します。

これからairbnbをはじめたいという方や、
今のリスティングをリノベーションしたい、といった方は
ぜひ、ご利用下さい。

お問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ。