訪日外国人観光客の好む場所。
それは、東京、富士山、京都、大阪。
銀座、秋葉原で買物して、箱根に行って温泉に入って、富士山を見て、京都のお寺を観光して、大阪で食を満喫。
という風潮が今変わりつつあります。もちろん人気は引き続いていますが。
旅の醍醐味は、非日常の体験を得ることです。
しかし今はインターネットで検索すれば、世界中のあらゆる情報がたやすく手に入ります。そのため、珍しいものを見るだけでは非日常ではなくなってしまっているのです。旅行者が誰もがたやすく手に入れられるモノより、さらに深いコトを求めるようになっているのは必然かもしれません。
その結果「日本の歴史・伝統文化体験」、「日本の日常生活体験」、「四季の体感」に注目が集まってきているのです。
さらにいえば、そういった風潮があるため、暮らすように旅をするスタイルの民泊が流行しているともいえるでしょう。
そして、訪日客の誘致に熱心な地方の自治体も増えてきています。
電通が20カ国・地域で実施した調査でも、訪日客の体験したいことは温泉、自然、桜、ローカルフードなど多様化しています。そして、団体で定番の観光地を訪れる訪日客ばかりでなく、そこで何をして楽しむかを重視する旅慣れた個人旅行者が増えています。訪日リピーターも多くなっていることもあって、インバウンドを通じて地方創生につながると考える自治体と連携した体験型ツアーが増えてきました。
ただここで一つ問題なのは、英語力。
外国人観光客は英語で説明してくれて楽しめるコンテンツを求めているということです。
英語で日本を体験したいのです。
チェックイン時やチェックアウト時、宿泊中の日常会話は民泊ホストとして、どうにかなるとしても、体験ツアーを英語で説明できるかは難しいところ。翻訳ソフトやアプリは数あるけれど、専門用語までは無理があります。
ましてや外国人観光客は具体的な旅程を決めずに来て、現地でどこに行くかを決めることも多いため、自分の物件に泊まっているゲストに突然尋ねられたときに、どんな体験型ツアーを提案したらいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、そんな民泊ホストのあなたのために、ゲストに提案できるような体験型ツアーを提供する会社をいくつかまとめました。
asoview!(アソビュー)
北海道から沖縄まで3900の事業所、1万4696のツアーを掲載(6月13日時点)。
スキューバダイビング、パラグライダー、ラフティング、ウィンドサーフィンといったスポーツ系から、陶芸、そば打ち、屋形船、機織りなど文化系まで、380ものジャンルを網羅。
ベルトラ
10,000種類以上の海外・国内のオプショナルツアーを、 最低価格で予約できる現地ツアー予約専門サイト。モニターツアーでおすすめアクティビティの無料体験や、期間限定割引、家族割引などおトクな企画も随時開催。
ボヤジン
ガイドブックだけでは満足できない人のための、ユニークな現地体験が探せる旅行サイト。旅先に住む人しか知らないような体験を分かりやすく紹介。クオリティを維持するため掲載前には必ずホスト自身と、提供される体験を審査している。
地旅
全国旅行業協会が事務委託した「(株) 全旅」が、地旅認定要件を満たす「着地型旅行」の中から、取扱旅行業者の申請に応じて認定した企画旅行。地元に根付いた旅行会社が企画をする、貴重な体験を掲載。
BEAUTY OF JAPAN
日本各地域のユニークな体験型プログラムやツアーの掲載した訪日外国人向けポータルサイト。地域向けコンサルティングや企画から集客支援まで、インバウンドコンサルティング事業も行なっている。日本語版サイトと英語版サイトの両方あり。
民泊を利用するゲストが何を求めているのか、何を調べて揃えておくべきか知りたい方は、
どうぞこちらのお問合せフォームから我々のコンサルへお気軽にご相談ください。
民泊のベテランホストからのヒヤリングやアンケートなど、豊富な情報から最適なアドバイスをさせていただきます。
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