airbnb トラブル 体験記 ~現役ホストが語る~
前回に引き続き、現役ホストの体験したトラブル事例をご紹介いたします。
トラブルもある程度事例を知っておけば、対処しやすくなりますので、参考になさってください。
■部屋を間違えるゲストたち
廊下を挟んで、部屋と部屋が向かい合わせになっている物件で、ゲストが来るたびに部屋を間違えて、向かいの部屋のドアを開けようとするということがあり、その部屋の住人から、「見知らぬ外人が頻繁にドアを開けようとするので、何とかしてほしい」というクレームがオーナーに入ったことがありました。
こちらの物件はオーナー許可物件で、オーナーも通常の賃貸契約の収益性よりも、airbnbの収益性の方が高いことを理解しており、退去に対して消極的でした。そこで、オーナーと相談し、airbnbを実施している部屋のドアに「Welcome」と書いたシートを貼り、その写真をハウスガイドに掲載したそうです。
この対策を実施後は、ゲストによる部屋の間違いもなくなり、現在はクレームもなく、コンスタントに稼動しているとのことです。
■清掃業者とバッティングする
ゲストからのよくある要望として、チェックイン前に荷物だけ置かせてほしい、というものがあります。たいていのホストは許可をすることが多いのですが、清掃業者とバッティングすることでトラブルが生じることがあります。
あるホストから聞いた話では、ゲストが荷物を置きにきて、カギを所定の場所から回収しようとしたら、カギが見当たらず、即座に連絡が来たそうです。結局このときは、清掃業者が中に入っていたことが判明し、事なきを得たそうですが、たとえば、ポストにカギを入れていて、カギがなくて物件の玄関先でゲストが騒いでいたら、住人からクレームが入る可能性も十分ありえます。
このホストの方の場合は、荷物を置きたい、という要望があった場合、清掃業者にあらかじめ、その旨を伝えて、ゲストとバッティングしないようにすることで、現在はクレームがなくなったとのことです。
■ポストのカギが開かない
カギの受け渡しで、ポストにカギを入れることはよくある方法のひとつです。あるホストは、ポストにカギがない物件でairbnbを運営しており、セキュリティ対策で、ダイヤル式の南京錠を活用していたそうです。ところが、あるとき、ゲストの方が開錠している際に、番号の設定が変わってしまったそうです。このホストの方は南京錠を壊して対応し、ダイヤル式ではなく、プッシュ式の南京錠に切り替えたそうです。
以上、2回にわたって、最近ホストの方からお伺いしたトラブル事例をご紹介してきました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
また、ホストの方からお話をお伺いしたら、随時まとめてゆきます。
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