airbnb(エアービーアンドビー) はWebサイトを介して、空き部屋など、部屋を提供したい人間(ホスト)と宿泊したい人間(ゲスト)をつなぐサービスです。
出典:http://jp.techcrunch.com/2015/03/02/20150227airbnb-2/
airbnbの収益源は、宿泊費の決済をairbnbが代行することで、ゲストとホストの双方から徴収する手数料になります。ゲストはairbnb側に宿泊費の6~12%分の手数料を乗せてお金を支払います。airbnbはそこから3%の手数料を差し引いてホストに振り込みます。
お金の流れをまとめると、下記の図のようになります。
出典:http://zerotsuku.hatenablog.com/entry/2014/09/22/162549
こちらでゲスト側の手数料が6~12%となっているのは、宿泊料金に応じて手数料が設定されていて、宿泊料金が高くなるにつれ、6%を下限として手数料が割安になるためです。
上図には、保証金というものもありますが、これは、滞在中にゲストが引き起こした損害を補てんするためのものです。保証金についてはまた別の記事でまとめたいと思います。
また、上記の図にはありませんが、このほかにホストがゲストから徴収できる手数料には、清掃料金というものがあります。この清掃料金というものは、1回の宿泊について、清掃費用として一定金額を徴収するもので、宿泊日数によらず一律の課金となります。
例えば、清掃料金が3,000円の物件があるとすると、1泊でも17泊でも、清掃料金は宿泊費と別途で一律3,000円かかるということです。
ホストの検索結果には、料金の全体像が分かるように、宿泊料金と清掃料金を予約日数で日割りした料金の合計が1泊あたりの宿泊料金として表示されるようになっています。
また、予約リクエスト送信の前に、ゲストには宿泊料金と清掃料金をきちんと分けて記載した明細が提示されるようになっています。この清掃料金は宿泊料金と一括でゲストから支払われるので、手数料は宿泊料金と清掃料金の総額から徴収されます。
清掃料金の設定の仕方は、
「リスティング」⇒「リスティングを管理」 ⇒「料金設定」と進み、「追加料金」の欄で設定できます。
清掃料金は一回設定すれば、その後は予約のたびに毎回料金提示されます。
ホストによっては清掃料金を活用して、清掃業者など、外部委託業者への支払い費用を清掃料金として徴収して、管理コストの自己負担分を軽減している人もいるようです。ただし、周辺の物件の相場との兼ね合いも必要になってきますが。
今回のまとめ
■airbnbは手数料ビジネス
■airbnbの手数料はゲストの場合、宿泊料の6~12%、ホストは3%
■ホストは宿泊料金の他に清掃料金をゲストから徴収できる
■清掃料金を適切に設定することで、管理コストを削減できる
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