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民泊は一度泊まったらやめられまへん!? (ゴールドマンサックス調べ)

先日、ゴールドマンサックスが面白いレポートを上げていたことがBloombergにて報じられていました。(Gigazineにて翻訳されていたのでそちらをご参照ください)

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その記事によると、ゴールドマンサックスの民泊に関するアンケート調査の結果、過去5年間で、民泊を一度でも利用したことがある人は、次回以降の宿泊はホテルを使用する、という回答がなんと、民泊を使用したことがない人の半分であったとのことです。(民泊利用経験なし:79%、民泊利用経験あり:40%)

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こちらのグラフの左端の項目が、通常のホテルに泊まりたい、という回答の割合を示しています。

濃いブルーが民泊を使用していない層、グレーが民泊を利用したことのある層での回答となります。つまり、民泊の利用経験がある層はホテルに戻ってくることが少なく、民泊を繰り返し利用する傾向にあることがこの結果からうかがわれます。また、民泊の使用は富裕層も多く、所得はあまり関係しないことが判明したそうです。

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左のグラフは、年収に応じて民泊サイトにアクセスしたことがある比率が増えていることを示しています。また。右側のグラフは民泊を知っている層ではどの所得レベルが民泊の使用率が高いかということで、所得が7万ドル(約800万円)から、11万9999ドル(約1350万円)前後の層で利用率が70%程度となっていることを示しています。

いずれの結果も、民泊はむしろ、ある一定以上の所得がある層で人気を博していることを示しています。以前に紹介した記事でも、airbnbやuberなど、シェアリングエコノミーが盛り上がってきているため、富裕層で民泊に自宅を貸し出すことがステータスになりつつある、というものがありました。

しかしながら、今回の調査では、単純に所得が高ければ高いほど、民泊利用者が増えるというわけではなく、所得が120万ドル(1350万円)以上の層ではむしろ、民泊の利用自体はそこまで浸透していないことが明らかとなりました。

ともあれ、ホテルより安いことが民泊のメリットの一つとしてもてはやされていますが、実際には、所得が比較的高い層が民泊を繰り返し使用する傾向があるため、単純に安いだけではなく、コンセプトを明確にして、エッジの効いたお部屋にすることも稼働率アップや収益率向上に「効く」かもしれませんね。

当協会でもインテリアコーディネートサービスを提供していますので、エッジの効いたお部屋にして、稼働率・収益率を向上させたい、という方はぜひ、こちらにご連絡ください。民泊向けのお部屋作りの実績がある、プロのインテリアコーディネーターがあなたのお悩みを解決いたします。

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